2008-3-27
Posted by No Name Ninja - 2007.04.27,Fri
昨日バイトをしていた時の事。
「○○(僕の苗字)さん」
見ると、見知った婆さんだった。
僕はその婆さんが大嫌いだ。以前、こっぴどく文句を言われたから。その事は多分、日記にも書いたと思う。
兎に角、僕の大嫌いな婆さんが僕を呼んで、そこにいた。
「はい」
僕は文句を言われると、どうしようもなく腹が立つ。悔しくてたまらなくなる。死ねって思う(爆)。それは凄く不愉快な事だ。だから、もう味わいたくない事だから、次からは絶対に文句なんて言わせねぇ、って思う。結果、僕はその婆さんの接客には全力を尽くすようになった。婆さんがポイントカードを持っているか、袋はいるのか、店のキャンペーンには参加しているか、等。全て頭に入れた。勿論商品は袋に詰めて手渡した。柔らかいものと硬いものの判別も、凄く厳密に行った。自分が最善と思える以上の詰め方をして、手渡した。
他のお客さんから見たら、どうみても差別的な接客だけれど知った事じゃない。僕は怒られたくないんだ。文句を言われたくないんだ。
したら。
「これ食べて」
「え?悪いですよ。受け取れません」
「良いのよ。いつもよくしてもらってるから」
「そうですよね。じゃあいただきます」
……そうですよね、なんては言っていないですよ?勿論。極限まで遠慮しました。
大嫌いな婆さんに、お菓子を貰った。婆さんは、僕に好意を持って接してくれた。けど、僕はその婆さんが大嫌いだ。
……心が揺らぐ。大嫌いだったはずなのに。ムカついていたはずなのに。好意を向けられると、僕はどうにも人を憎めなくなる。
そうだ。今度からは、嫌いな婆さんと呼ぶようにしよう。うん。そうしよう。
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